なんでもない日

逃げ回っていたらこんな所まで来てしまった

白い布








拭っても 


ひたすら滴る 粘膜のように


神聖で 愚かな君へ 


ちぎっても 離れない 愛の歌を




赤白帽子 成長しないまま 大人になって


ドラム缶の上 笑う君 赤錆で汚れた 手を


綺麗にしたくて 僕は 僕はね




肌から 光が 反射 して眩しいからさ


カーテンを引く位 許してほしい






君の指が 辞書を引く 綺麗な 言葉しか


入れさせたくなくて 僕は 僕はね




空の色に 戸惑う時 僕はそれを切り裂いてあげたい




心音が手に取るように 分かる ように なったらさ


それは素晴らしいことだと 思はないか



だから 僕は 僕はね。